Macのセキュリティ設定、最低限これだけはやっておこう【2026年版】

「Macってウイルスに強いんでしょ?」

…まあ、そう言われることは多いんですよね。たしかにWindowsと比べると被害報告は少ない印象があります。でも「強い=何もしなくていい」は大きな誤解です。

2026年現在、Macを狙ったマルウェアやフィッシング詐欺は年々増えています。特にAppleシリコン(M系チップ)搭載Macの普及とともに、攻撃者もMacユーザーをターゲットにするケースが増えてきました。

「買ったばかりでまだ何も設定してない」「なんとなく使ってるけど不安…」という方、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

難しい操作は一切なし。今日中に終わる設定だけ厳選しました。


まず「システム設定」を開こう

これから紹介する設定は、ほぼすべて 「システム設定」 から行います。

画面左上のリンゴマーク🍎をクリック → 「システム設定」 を選択、これだけでOKです。

⚠️ 古い記事だと「システム環境設定」と書いてあることがありますが、今は「システム設定」という名称に変わっています。同じ場所なので安心してください。


① FileVaultでストレージを暗号化する

まず一番大事な話からしましょう。

FileVault(ファイルボルト) は、Macのストレージ全体を暗号化してくれる機能です。

万が一Macを紛失したり盗まれたりしたとき、FileVaultが有効ならデータを第三者に読み取られるリスクをぐっと下げられます

設定手順

  1. システム設定を開く
  2. サイドバーの 「プライバシーとセキュリティ」 をクリック
  3. 下にスクロールして 「FileVault」 を探す
  4. 「オンにする…」ボタンをクリック
  5. 画面の指示に従ってリカバリキーを保存する

⚠️ リカバリキーは絶対に失くさないように! メモしてどこか安全な場所に保管しておきましょう。これを失うとデータが復元できなくなります。

Apple M1/M2/M3/M4チップ搭載のMacでは、暗号化の仕組みがハードウェアレベルで組み込まれているため、パフォーマンスへの影響もほぼありません。


② ファイアウォールをオンにする

ファイアウォールは、外部からの不正なネットワーク接続を防いでくれるバリアです。

デフォルトではオフになっている場合があるので、確認してオンにしておきましょう。

設定手順

  1. システム設定 → 「ネットワーク」
  2. サイドバー下部の 「ファイアウォール」 をクリック
  3. トグルが「オフ」になっていたら 「オンにする」 を押す

これだけです。特別な知識がなくてもOK。

カフェや図書館などの公共Wi-Fiを使う機会が多い人は、特に必ずオンにしておいてください。


③ 画面ロックのスリープ設定を見直す

「ちょっとその辺離れた隙に…」というのがセキュリティ事故の典型パターン。

画面をロックするまでの時間を短く設定しておくだけで、かなりリスクを減らせます。

設定手順

  1. システム設定 → 「ロック画面」
  2. 「スリープまたはスクリーンセーバ開始後にパスワードを要求」を 「すぐに」 または 「5分後」 に設定
  3. 「スクリーンセーバを開始するまでの時間」も短めに設定しておくとなお良し

職場や学校でMacを使っている方は 「すぐに」 にしておくのがベストです。


④ ソフトウェアアップデートを自動化する

「アップデート通知、なんか面倒でずっと無視してる…」

気持ちはわかります。でも、アップデートにはセキュリティの修正が含まれていることが多いんです。

古いままのOSは、すでに知られている脆弱性を放置しているのと同じ状態になりかねません。

設定手順

  1. システム設定 → 「一般」「ソフトウェアアップデート」
  2. 右上の 「自動アップデート」 の「ⓘ」をクリック
  3. 以下の項目をすべてオンにする
  4. 「macOSアップデートをインストール」
  5. 「アプリアップデートをインストール」
  6. 「セキュリティ対応とシステムファイルをインストール」

特に「セキュリティ対応〜」の項目は必ずオンにしておきましょう。緊急のセキュリティパッチが自動で当たるようになります。


⑤ プライバシー設定でアプリの権限を見直す

気づかないうちに、インストールしたアプリがカメラ・マイク・位置情報などにアクセスしていることがあります。

たまに棚卸ししておきましょう。

確認手順

  1. システム設定 → 「プライバシーとセキュリティ」
  2. 「カメラ」「マイク」「位置情報サービス」「連絡先」などを順番にチェック
  3. 使っていないアプリ・怪しいアプリにアクセス許可が出ていたら オフにする

「このアプリ、なんでカメラにアクセスしてるんだろう?」と思ったら、即オフにしてOKです。


⑥ 「提供元不明のアプリ」に注意する

Macには Gatekeeper(ゲートキーパー) という機能があり、App Store以外からダウンロードしたアプリの実行を制限してくれます。

確認ポイント

  • システム設定 → 「プライバシーとセキュリティ」
  • 「セキュリティ」の項目で、「App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」 が選択されているか確認

「どうしてもインターネットからアプリをインストールしたい」場合は、公式サイトから直接ダウンロードするのが基本です。

非公式サイトの「無料でダウンロード!」というリンクには要注意です。


⑦ Safariのセキュリティ設定も忘れずに

ブラウザはネット詐欺の入り口になりやすい場所です。

Safariを使っている方は、以下も確認しておきましょう。

設定手順

  1. Safariを開いて、上のメニューバーから 「Safari」→「設定」
  2. 「セキュリティ」タブ → 「詐欺的なWebサイトにアクセスしようとしたときに警告」をオン
  3. 「プライバシー」タブ → 「サイト越えトラッキングを防ぐ」をオン

これだけでも、フィッシングサイトへの誘導やトラッキング広告をある程度抑えられる場合があります。


まとめ:今日やること、チェックリスト

お疲れ様でした!最後にやることをまとめておきます。

  • [ ] FileVaultをオンにする(データ暗号化)
  • [ ] ファイアウォールをオンにする(不正接続のブロック)
  • [ ] 画面ロックの時間を短く設定(その場を離れるときの対策)
  • [ ] ソフトウェアアップデートを自動化(脆弱性をすぐに修正)
  • [ ] アプリのカメラ・マイク権限を見直す(不要な権限をオフ)
  • [ ] Gatekeeperの設定を確認(怪しいアプリをブロック)
  • [ ] Safariのセキュリティ設定をオンにする(詐欺サイト対策)

全部やっても30分かからないはずです。

「Macだから大丈夫」という油断が一番のリスクです。ちょっとの設定で、ぐっと安心して使えるようになるので、ぜひ今日中に試してみてください!

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