MacBookの充電器・ケーブルの選び方|失敗しないために知っておきたい基本を全部まとめた
「純正の充電器、高いな〜…サードパーティ製でも大丈夫?」
MacBookを買ったとき、こう思った人は多いんじゃないでしょうか。
純正のApple充電器はお世辞にも安くないですよね。でも安いケーブルを買って「充電できない」「MacBookが熱くなる」なんてトラブルになるのも困る。
この記事では、Mac初心者〜中級者の方に向けて、充電器・ケーブル選びで失敗しないためのポイントを、わかりやすくまとめていきます。
まず知っておきたい|MacBookの充電方式は2種類ある
MacBookの充電方式は、大きく分けて2種類あります。
- MagSafe 3 :磁石でくっつくApple独自のコネクタ(MacBook Air M2以降、MacBook Pro 14インチ/16インチなど)
- USB-C(Thunderbolt) :汎用のUSB-Cポートから充電(全機種共通で対応)
つまり、MagSafe対応モデルでもUSB-Cで充電できるというのがポイントです。
逆に、USB-Cのみのモデル(MacBook Air M1など)にはMagSafeポートがないので、USB-C充電一択になります。
まずは自分のMacBookがどちらに対応しているか確認しておきましょう。確認はシステム設定 → 一般 → 情報からモデル名をチェックするのが手っ取り早いですよ。
充電器(アダプタ)の選び方
① ワット数(W数)を合わせるのが基本
充電器を選ぶとき、まず確認したいのがワット数(W)。
Appleが推奨するW数の目安はこんな感じです。
- MacBook Air(M2/M3/M4):30W〜70W
- MacBook Pro 14インチ:70W〜96W
- MacBook Pro 16インチ:140W〜
「じゃあ大きいW数を買えばいいの?」と思うかもしれませんが、実はMacBook側が自動で受け取るワット数を調整してくれるので、規格内であれば高W数のものを使っても問題ありません。
ただし逆に、必要なW数より低いアダプタを使うと充電が遅くなることがあります(使用中は特に)。
② GaN(窒化ガリウム)充電器がおすすめ
最近の充電器トレンドといえばGaN(ガリウムナイトライド)充電器。
従来のシリコン素材に比べて、
- 小型・軽量なのに高出力
- 発熱が少ない
- 複数ポートでも出力が安定しやすい
といった特徴があります。
Anker、Belkin、UGreenなど各社からさまざまなモデルが出ているので、自分の必要なW数と予算で選ぶといいですよ。
③ 複数ポート付きは旅行・外出に便利
「MacBookとスマホを同時に充電したい」という場面、多いですよね。
USB-C × 2ポート以上のモデルを選んでおくと、荷物がすっきりしてとても快適です。
ただし、複数デバイスを同時充電すると1ポートあたりの出力が下がることがあります。MacBook Proなど高W数が必要な機種は、できるだけ出力の大きいアダプタを選んでおくのが安心です。
ケーブルの選び方
充電器と同じくらい、実はケーブル選びも大事です。
「なんとなくUSB-Cケーブルなら何でも使えるでしょ?」と思いがちですが、規格によって充電速度もデータ転送速度もぜんぜん違います。
USB-Cケーブルの規格をざっくり理解しよう
| 規格 | 充電 | データ転送速度 | 映像出力 |
|---|---|---|---|
| USB 2.0対応ケーブル | ○(低速) | 約480Mbps | △ |
| USB 3.2対応ケーブル | ○ | 最大20Gbps | ○ |
| Thunderbolt 4対応ケーブル | ○(高速) | 最大40Gbps | ○(4K×2など) |
| USB4対応ケーブル | ○(高速) | 最大40Gbps〜 | ○ |
「充電だけできればいい」という場合でも、できればUSB 3.2以上のケーブルを選んでおくと後々使い回しが効いて便利です。
高W数充電には「対応W数の明記されたケーブル」を選ぼう
100W以上の高出力充電をしたい場合、ケーブル自体が100W以上の電力伝送に対応している必要があります。
最近はUSB PD(Power Delivery)240W対応のケーブルも増えてきましたが、安価なケーブルの中には対応W数が書いていないものも多いので注意。
購入前にパッケージや商品ページのスペック欄でW数をしっかり確認するのがおすすめです。
ケーブルの長さは「1.5m〜2m」があると使いやすい
地味に大事なのがケーブルの長さ。
- 1m以下:デスクでの使用にはちょうどよいが、ソファや寝転びながら使うには短い
- 1.5m〜2m:取り回しがよく、ほとんどのシーンに対応できる
- 3m以上:長すぎると抵抗が増え、充電効率が落ちる場合も
日常使いには1.5m〜2mを1本持っておくのが無難です。
MagSafeケーブルについて
MacBook Air M2以降を使っている方は、MagSafeケーブルという選択肢もあります。
MagSafeの特徴は、
- 磁石でパチっとくっつくので接続がラク
- ケーブルに足を引っかけてもスポッと外れてMacBookが落下しにくい
- USB-Cポートを充電で塞がないので、他の用途にUSB-Cを使える
という点。特に「MacBookをうっかり落としそうで怖い」という方にはかなりおすすめです。
ただし、MagSafeケーブル単体(ケーブルだけ)を純正以外で購入するのは現時点ではまだ選択肢が限られているため、基本的にはAppleの純正MagSafeケーブル付きアダプタ、またはMagSafe変換アダプタを使うのが現実的です。
サードパーティ製は大丈夫?純正との違いは?
結論から言うと、信頼できるメーカーのサードパーティ製なら問題なく使えます。
ポイントは以下の2つ。
- PSEマーク(日本の安全基準)が付いているか
- Anker・Belkin・UGreen・CIOなどの実績あるメーカーか
逆に、激安の無名ブランドのケーブルや充電器は避けた方が無難です。最悪の場合、過電流やショートでMacBook本体にダメージを与えるリスクがあります。
また、純正アダプタとの実用上の違いは充電速度にほとんどありませんが、Appleのサポートを受ける際に純正でないと対象外になるケースもあるので頭の片隅に入れておきましょう。
まとめ|充電器・ケーブル選びのチェックリスト
最後に、選ぶときに確認したいポイントをまとめておきます。
充電器(アダプタ)を選ぶとき
- [ ] 自分のMacBookに必要なW数を確認した
- [ ] GaN対応モデルか確認した
- [ ] 複数ポートが必要かどうか考えた
ケーブルを選ぶとき
- [ ] USB 3.2以上(できればThunderbolt 4かUSB4)を選んだ
- [ ] 対応W数がスペックに明記されているか確認した
- [ ] 長さは1.5m〜2mを選んだ
安全面のチェック
- [ ] PSEマークがあるか確認した
- [ ] 実績のあるメーカーのものを選んだ
充電器とケーブルって地味なアイテムに見えますが、MacBookを長く快適に使うためにはけっこう重要な選択です。
「なんか充電遅いな」「充電器が熱くなる気がする」と感じたら、ぜひ一度見直してみてください。
快適なMacライフを楽しんでいきましょう!