「Macを買ったはいいけど、あのWindowsのソフトが使えない…」
そんな経験、ありませんか?
たとえば職場で使っていた業務システム、昔から使い慣えたフリーソフト、Windowsにしか対応していないゲーム……Macに乗り換えたときに「しまった!」と気づくやつです。
でも安心してください。実は2026年現在、MacでもWindowsのソフトを動かす方法はいくつかあります。
この記事では、Mac初心者〜中級者の方に向けて、それぞれの方法をわかりやすく解説していきます。自分のニーズに合ったやり方を見つけてみてください!
そもそも、なぜMacではWindowsソフトが使えないの?
まず簡単に背景を説明しておきますね。
MacとWindowsはOSそのものが別物です。アプリは基本的に「そのOS向けに作られたもの」しか動きません。Windowsアプリは「.exe形式」という実行ファイルで動いていますが、macOSはこの形式をそのままは実行できません。
ただし、「Macの中にWindowsの環境を作ってしまう」という方法を使えば、話は変わります。
それが、これから紹介する3つの方法です。
方法①:仮想化ソフトを使う(おすすめ度★★★)
一番現実的でよく使われている方法がこれです。
仮想化ソフトとは、Mac上に「仮想のWindows PC」を作り出すアプリのこと。Macを使いながら、ウィンドウの中でWindowsを同時に動かせます。
代表的な仮想化ソフト
-
Parallels Desktop
Mac向け仮想化ソフトの定番中の定番。Apple Siliconにも対応しており、動作が比較的スムーズです。有料(サブスクリプション制)ですが、使い勝手は非常によいです。 -
VMware Fusion
こちらも老舗の仮想化ソフト。個人利用は無料で使えるプランがあるのが魅力です(2026年時点)。
仮想化ソフトを使う流れ(大まかな手順)
- 仮想化ソフトをMacにインストールする
- Windowsのライセンス(Windows 11など)を別途用意する
- 仮想化ソフト上でWindowsをセットアップする
- 仮想Windows上で、使いたいソフトをインストールする
注意点
- Windowsのライセンスが別途必要(有料)
- MacのメモリやCPUを多く使うので、スペックに余裕があると快適
- Apple Silicon Mac(M1〜M4チップ搭載)では、対応しているWindowsソフトに制限がある場合も
とはいえ、「とにかくWindowsソフトを動かしたい」という方には最もおすすめの方法です。
方法②:Windowsのリモートデスクトップを使う(おすすめ度★★☆)
「自分のどこかにWindowsマシンがある」という方に有効な方法です。
リモートデスクトップとは、別の場所にあるWindowsパソコンをMacから遠隔操作する技術のこと。自宅にWindowsデスクトップがあるなら、外出先からMacで接続してWindowsソフトを使う、なんてことができます。
使う方法
Microsoftが公式に提供している 「Microsoft Remote Desktop」 というアプリがMac App Storeで無料配布されています。
- Mac App Storeで「Microsoft Remote Desktop」を検索・インストール
- 接続先のWindows PCでリモートデスクトップを有効にする(Windowsの「システム設定」から)
- Macのアプリに接続先のPCのIPアドレスを入力して接続
この方法のメリット・デメリット
- ✅ Macのスペックに関係なく、Windowsソフトが動く
- ✅ 追加の仮想化ソフト不要
- ❌ Windows PCが別途必要
- ❌ ネットワーク環境に依存するため、回線が遅いと操作感が悪い
会社支給のWindowsマシンに自宅のMacから接続する、というシーンでも活躍します。
方法③:CrossOverを使う(おすすめ度★★☆)
「Windowsを買わずに、Windowsソフトだけ使いたい」という方に試してほしいのが CrossOver です。
CrossOverは、Windowsそのものをインストールせずに、一部のWindowsアプリをmacOS上で動かせる有料ソフトです。「Wine」という互換レイヤー技術をベースに作られています。
CrossOverの特徴
- Windowsのライセンスが不要(大きなメリット!)
- 対応しているソフトなら、比較的スムーズに動く
- ただしすべてのソフトが動くわけではない(非対応のソフトも多い)
- 公式サイトで「対応アプリ一覧(Compatibility Center)」を確認できる
こんな人に向いている
- 使いたいWindowsソフトが1〜2本に絞られている
- なるべくコストをかけたくない
- 仮想化ソフトの設定が難しそうで躊躇している
まず公式サイトで使いたいソフトが対応しているか確認してから、トライアルを試してみるのがおすすめです。
3つの方法を比較してみよう
| 方法 | Windowsライセンス | コスト | 動作の安定性 |
|---|---|---|---|
| 仮想化ソフト | 必要 | 中〜高 | ◎ |
| リモートデスクトップ | 必要(別PC) | 低(アプリ無料) | ○(回線依存) |
| CrossOver | 不要 | 中 | △(ソフト依存) |
どの方法を選べばいい?
迷ったときはこの基準で選んでみてください。
- 「とにかく確実にWindowsソフトを動かしたい」 → 仮想化ソフト(Parallels / VMware)
- 「すでにWindows PCを持っている」 → リモートデスクトップ
- 「Windowsライセンスを買いたくない・特定ソフトだけ使いたい」 → CrossOver(対応確認してから)
まとめ
MacでWindowsソフトを使う方法、いかがでしたか?
「Macに乗り換えたらWindowsソフトが使えない」というのは、かつては大きなネックでしたが、今は選択肢がいくつもあります。
一番のおすすめはやはり仮想化ソフトを使う方法。多少コストはかかりますが、動作の安定感と使い勝手のよさはピカイチです。
まずは自分がどのソフトを、どんな用途で使いたいのかを整理してから、最適な方法を選んでみてください。
「MacだからWindowsソフトはあきらめよう」と思っていた方に、少しでも参考になれば嬉しいです!