Macのセキュリティ設定、最低限これだけはやっておこう

「Macってウイルスに強いんでしょ?」

……うん、まあそう言われてきたけど、2026年現在、それを過信するのはちょっと危ないです。

Macを狙ったマルウェアやフィッシング詐欺は年々増えていて、「何もしなくても大丈夫」という時代はとっくに終わっています。

でも安心してください。

難しい設定をゴリゴリやる必要はなくて、標準機能をちゃんとオンにしておくだけでリスクをグッと下げられます。

今回は「Macを買ったらまず確認してほしいセキュリティ設定」を、初心者〜中級者向けにやさしく解説します。所要時間は全部やっても15〜20分くらい。サクッとやっちゃいましょう!


まず「システム設定」を開こう

すべての設定は システム設定 から行います。

画面左上のリンゴマーク(🍎)をクリック → 「システム設定」 を選んでください。

⚠️ 古い記事では「システム環境設定」と書かれていることがありますが、現在のmacOSでは「システム設定」に統一されています。名前が違うだけで迷わないようにしましょう!


① FileVaultをオンにする(ディスク暗号化)

まず絶対にやってほしいのが、FileVault(ファイルボールト)の有効化です。

FileVaultはMacの内蔵ストレージを丸ごと暗号化してくれる機能。

「Macを落としてしまった」「盗難にあった」というときに、暗号化されていればデータが読み取られないというわけです。

設定手順

  1. システム設定を開く
  2. 左サイドバーから 「プライバシーとセキュリティ」 をクリック
  3. 下にスクロールして 「FileVault」 を探す
  4. 「オンにする」 をクリック
  5. 画面の指示に従って設定を完了する(再起動が必要な場合あり)

回復キーは絶対に保存しておいてください。

「iCloudアカウントを使って回復を許可する」か「回復キーを作成する」か選べますが、どちらの場合もメモを取るかどこかに控えておきましょう。これを失くすとデータが取り出せなくなることがあります。


② ファイアウォールをオンにする

Macには標準でファイアウォールが搭載されています。

外部からの不正な通信をブロックしてくれる機能ですが、デフォルトではオフになっていることが多いです。

設定手順

  1. システム設定 → 「ネットワーク」
  2. 左下の 「ファイアウォール」 を選択
  3. トグルを オン にする

これだけ。シンプルですが効果的です。

カフェや空港など、公共のWi-Fiを使うことが多い人は特にマストの設定です。


③ ソフトウェアアップデートを自動化する

地味に見えて、実は最重要レベルの対策がこれです。

macOSやアプリのアップデートには、セキュリティの脆弱性を修正するパッチが含まれていることが多いです。

「あとでやろう」と放置しているとその穴を突かれるリスクがあります。

設定手順

  1. システム設定 → 「一般」
  2. 「ソフトウェアアップデート」 をクリック
  3. 右の 「i(情報)ボタン」をクリック
  4. 以下をすべて オン にする
  5. macOSアップデートをインストール
  6. アプリのアップデートをインストール
  7. セキュリティ対応とシステムファイルをインストール

「自動でやってくれるならそれでいい!」という人は全部オンにしておけばOKです。


④ 画面ロックとパスワードの設定

Macから少し離れた隙に見られる——これ、意外と盲点です。

職場や学校、カフェで席を外すとき、ちゃんと画面がロックされる設定になっていますか?

設定手順

  1. システム設定 → 「ロック画面」
  2. 「スクリーンセーバー開始後またはディスプレイがオフになった後にパスワードを要求」を 「直ちに」 に設定
  3. ついでに「ディスプレイをオフにする」の時間も短め(5〜10分程度)に設定しておくとGOOD

Touch IDやApple Watchでのロック解除と組み合わせると、セキュリティを保ちつつ普段は快適に使えます。


⑤ プライバシー設定を見直す(アプリへのアクセス許可)

アプリにカメラ・マイク・位置情報・連絡先などへのアクセスを許可したまま放置していませんか?

一度インストールしたきり、アクセス許可を確認していない人は多いです。

確認手順

  1. システム設定 → 「プライバシーとセキュリティ」
  2. 「カメラ」「マイク」「位置情報サービス」「連絡先」「カレンダー」などを順番に確認
  3. 使っていないアプリや、アクセスが不要なアプリはオフにする

たとえば「なぜこのアプリに位置情報が必要?」と思ったらオフにして問題ありません。怪しいと思ったら即オフが正解です。


⑥ Safariのセキュリティ設定を強化する

Macユーザーの多くが使うSafariにも、見落としがちなセキュリティ設定があります。

やっておきたい設定

  • Safari を開く → メニューバーの 「Safari」→「設定」
  • 「プライバシー」タブ:
  • 「サイト越えトラッキングを防ぐ」→ オン
  • 「すべてのCookieをブロック」は用途に合わせてご判断を(オンにするとログインが面倒になることも)
  • 「セキュリティ」タブ:
  • 「フィッシングサイトや詐欺サイトの場合に警告する」→ オン

また、Safari拡張機能(広告ブロッカー)を導入すると、悪質な広告やトラッキングを抑えられる場合があります。

App Storeで「AdGuard for Safari」「1Blocker」などを検索してみてください。ただし、広告をすべて完全に消せるわけではないので、あくまで補助ツールとして考えておきましょう。


⑦ Apple IDの2ファクタ認証を確認する

Apple ID(iCloudアカウント)が乗っ取られるのが一番ダメージ大きいです。

写真、連絡先、メール、パスワードなど、すべてが詰まっていますからね……。

2ファクタ認証(2段階認証)がオンになっているか、必ず確認しておきましょう。

確認手順

  1. システム設定 → 一番上の 自分の名前(Apple IDアカウント)
  2. 「サインインとセキュリティ」
  3. 「2ファクタ認証」が オン になっているか確認

もしオフになっていたら即オンにしてください。これだけで不正アクセスのリスクが大幅に下がります。


まとめ:今日やること7選

長くなりましたが、やることをギュッとまとめると:

  • ✅ FileVault(ディスク暗号化)をオンに
  • ✅ ファイアウォールをオンに
  • ✅ ソフトウェアアップデートの自動化
  • ✅ 画面ロックを「直ちに」に設定
  • ✅ プライバシー設定でアプリのアクセス許可を見直す
  • ✅ Safariのセキュリティ設定を強化する
  • ✅ Apple IDの2ファクタ認証をオンに

どれも難しい操作は必要なく、「オンにするだけ」「確認するだけ」のものばかりです。

「全部は無理……」という人も、① FileVault と ⑦ 2ファクタ認証だけは今日中にやっておきましょう。この2つが特に重要度が高いです。

Macは使いやすいし安心感もあるけれど、ちゃんと守ってあげることでもっと安心して使えるはずです。

ぜひ今日の空き時間に、15分だけ設定を見直してみてください!🔒

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