Macのセキュリティ設定、最低限これだけはやっておこう【2026年版】
「Macってウイルスに強いんでしょ?」
そう思って、セキュリティ設定をほぼ触らずに使っている方、実は多いんじゃないでしょうか。
確かにMacはWindowsに比べてマルウェアの被害が少ない傾向にあります。でも、「強い」と「安全」はイコールじゃないんですよね。
フィッシング詐欺、不正アクセス、情報漏えい……被害はウイルスだけじゃありません。
設定一つで防げるリスクがたくさんあるのに、そのままにしておくのはもったいない。
この記事では、Mac初心者〜中級者の方に向けて、最低限やっておくべきセキュリティ設定を、難しい言葉を使わずにわかりやすく解説します。
所要時間は全部合わせても30分もあれば完了するくらいのボリューム感なので、ぜひ今日中にやってみてください!
まず「システム設定」を開こう
設定はすべて 「システム設定」 から行います。
画面左上の 🍎 Appleメニュー → 「システム設定」 をクリックするだけです。
⚠️ 昔は「システム環境設定」という名前でしたが、現在は「システム設定」に変わっています。記事や動画によっては古い名前で紹介されているものもあるので注意!
① FileVaultでストレージを暗号化する
まずやってほしいのが、FileVault(ファイルボールト) の有効化です。
FileVaultとは、Mac内のデータを丸ごと暗号化してくれる機能のこと。
たとえばMacを紛失したり、盗難にあったとき、これが有効になっていればログインパスワードを知らない第三者にデータを読み取られるリスクをグッと下げられます。
設定手順
- 「システム設定」を開く
- 左メニューから 「プライバシーとセキュリティ」 を選択
- 下にスクロールして 「FileVault」 を探す
- 「オンにする」 をクリック
- 画面の指示に従い、回復キーの保存方法を選ぶ
回復キーは絶対に無くさないように!パスワードを忘れたときの最後の砦です。メモしてどこか安全な場所に保管しておきましょう。
② ログインパスワードとスリープ設定を見直す
「パスワードなしでログインできる設定になってませんか?」
席を外した隙に誰かにMacを操作されるのを防ぐために、スリープや画面ロック後すぐにパスワードを要求する設定にしておきましょう。
設定手順
- 「システム設定」 → 「ロック画面」
- 「スリープまたはスクリーンセーバの開始後にパスワードを要求」を 「すぐに」 に変更
これだけでも、ちょっとした不正アクセスをかなり防げます。
また、パスワード自体が簡単すぎる場合も要注意。
- ✅ 英数字・記号の組み合わせ
- ✅ 8文字以上(できれば12文字以上)
- ❌ 誕生日・名前・「password」などはNG
③ ファイアウォールをオンにする
ファイアウォールは、外部からの不正な通信をブロックしてくれる機能です。
Macではデフォルトでオフになっている場合があるので、確認しておきましょう。
設定手順
- 「システム設定」 → 「ネットワーク」
- 左メニュー下部の 「ファイアウォール」 をクリック
- スイッチが オン(緑) になっていればOK
カフェや空港など、公共のWi-Fiを使う機会が多い方は特に重要です。ファイアウォールをオンにするだけで、外部からのアクセスリスクを抑えられます。
④ アプリのプライバシー権限を整理する
「このアプリ、なんでカメラにアクセスできるの?」
インストールしたアプリが、気づかないうちにカメラ・マイク・位置情報・連絡先などにアクセスできる状態になっていることがあります。
定期的に見直しておくと安心です。
確認手順
- 「システム設定」 → 「プライバシーとセキュリティ」
- 「カメラ」「マイク」「位置情報サービス」「連絡先」などを順番に確認
- 不要なアプリのアクセスはトグルをオフにする
「使ってないアプリが位置情報にアクセスできる状態になってた!」というのはよくある話。一度チェックしておきましょう。
⑤ ソフトウェアアップデートを自動化する
セキュリティ対策の中で、地味だけど超重要なのがアップデートです。
macOSのアップデートには、セキュリティの脆弱性を修正するパッチが含まれています。「あとでやろう」と放置していると、その穴を突かれるリスクがあります。
設定手順
- 「システム設定」 → 「一般」 → 「ソフトウェアアップデート」
- 右上の 「自動アップデート」 の「ⓘ」をクリック
- 以下の項目にチェックを入れる
- 「macOSアップデートをインストール」
- 「セキュリティ対応とシステムファイルをインストール」
「毎回再起動が面倒…」という気持ちはわかりますが、セキュリティパッチだけでも自動化しておくと安心感が違います。
⑥ Safari・Chromeのセキュリティ設定も忘れずに
Macのセキュリティ設定だけでなく、ブラウザ側の設定も合わせて見直しておきましょう。
Safariの場合
- 「Safari」メニュー → 「設定」 → 「プライバシー」
- 「クロスサイトトラッキングを防ぐ」 にチェックが入っているか確認
- 「詐欺的なWebサイトにアクセスしようとしているときに警告する」もオンに
Chromeの場合
- アドレスバーに
chrome://settings/securityと入力 - 「セーフ ブラウジング(保護強化機能)」 を選択しておくのがおすすめ
また、怪しいサイトの広告が気になる場合、広告ブロッカー拡張機能(uBlock Originなど)を導入することで、広告を抑えられる場合があります。ただし、すべての広告を完全に消せるわけではないので過信は禁物です。
まとめ:今日できることから始めよう
設定のまとめをおさらいします。
| やること | 優先度 |
|---|---|
| FileVaultをオンにする | ⭐⭐⭐ 最重要 |
| ロック画面のパスワードを「すぐに」に | ⭐⭐⭐ 最重要 |
| ファイアウォールをオンにする | ⭐⭐⭐ 最重要 |
| アプリのプライバシー権限を整理する | ⭐⭐ 重要 |
| ソフトウェアアップデートを自動化する | ⭐⭐ 重要 |
| ブラウザのセキュリティ設定を確認する | ⭐⭐ 重要 |
「Macだから大丈夫」という過信が一番のリスクです。
とはいえ、全部一気にやろうとするとしんどいので、まず上の3つだけでも今日中に設定してみてください。
セキュリティ対策って、転ばぬ先の杖。何かあってから後悔するより、今5分かけて設定しておく方が絶対いいです。
あなたのMacライフが、安全で快適なものになりますように!